June 5, 2008

甥と老いとオイ

お風呂で髪を洗う時顔に水がかかるのを嫌がり
だっこしてください!」と泣きついていた甥がスイミングスクールに通い始めた。

はじめは少しだと思った。鏡を見るたびに増えていく。
髭の手入れをしていて気づいたとき、ショックで髭を剃ってしまった。
鼻の中に釣り糸のような物を見つけたとき、落胆した。
股間を洗っていると、ふと、縮れたそれは違和感を覚えさせた。
さすがにわきの下には、まだない。

車が道をふさぐように止まっている。
ラッシュアワーはすぐに迫っている。
後方からクラクションが怒涛のように迫ってくる。
とりあえず車をかわした私は、問題の車に近づき理解した。
縁石を乗り越え前にも後ろにも進めないおばさんの車。
パニックを起こすおばさんをなだめジャッキで車を持ち上げる。
親切な人が三人手伝いに来てくれた。
4人で車を持ち上げ車をとりあえず渋滞をかわす。
問題解決したと思ったら、親切な人たちは、もうそこにはいなかった。
去り際、おばさんが私に声をかけてきた。
「名前も聞かないけどありがとう。あなたが来てくれたおかげで。」
おばさんを背にして手だけを上げてその場を去ったが、ふと。
名前ぐらい聞けよ。おばはん。
聞かない宣言なんかせずに...。
老女の肝の図太さに、乾杯。

 June 5, 2008 12:25 AM

コメントをけく
  • ひげ侍 : June 17, 2008 11:52 PM

    >あこぎさん

    そうか!
    逆に図太くということですね!

    >もなこさん

    下ねたですか?

  • あこぎ : June 5, 2008 6:32 PM

    私と同乗の運転手は
    ・・・
    自分から名乗りました。

    私は自転車片付けたり
    濡れタオルをもらってきたり
    てんやわんやでした。

  • もなこ : June 5, 2008 10:05 AM

    小皺が気になる今日このごろですが
    老いとともに鈍くなるものです、いろんなとこといろんなこと

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)