やっぱり人間ね。

最近仕事上でちょっと痛い目にあった。
と言ってもへこたれるほど若くもないので適当に装う。
人的ミスというかコミュニケーション不足と言うか、やはり対人間の問題なのである。
自分の価値観で動いているとこのような局面にぶち当たるのは分かっているのに、
自分にない価値観と言うか非常識的というか、とりあえず予想の範囲ではあったのだが…。
コンピュータ相手で仕事していても最後はどれほどクライアントの人間性を見極められるかが鍵となるのかを実感した事例であった。
最近やたらと官庁の体質に意義を唱える番組が増えてきた。
昔からいわれていた問題だけれどもやっと国レベルで正そうという動きが出てきたからなのかもしれない。
よくよく見ていくとシステムがおかしいとか法律がおかしいとかいう問題もあるのだが、
やっぱり役人の素質の問題であると言う結論にたどり着く。
「やっぱ安定した職業って公務員よね」
とかいってる輩は、どれほど安定が人間をダメにするのか現実を見ていない。
向上心や創造心、やさしさや思いやり、これは安定の中では培われない。
苦難の中で培われた人間性がどれほど道徳的であるかをしらない。と思うのである。
貧乏であれとは言わないが、向上心を持ち苦難に立ち向う姿勢こそ美しく人間的であると思うのである。
バブルが崩壊し経済も低迷し、台風や地震の天災が襲い、テロ事件が頻発し、
物価はあがり、税金も年金負担も増える中、どれほど幸せだと感じられるかは、その人の経験も含めた人間性にかかっている。と思うのである。
私の場合、幼稚な思考や行動パターンを改めることが幸せへの近道のかもしれないと反省する日々。

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