日別アーカイブ: 2005年1月18日

食べるということ

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最近、定年になった母親がよく言う言葉。
「私は食って出す、う○こマシンだ。」
なんだかよくでるらしい。
ちなみにうちの犬もう○こマシンだ。
冒頭から下劣だが、私は時々食べるってことがおっくうになる時がある。
食物を食べるってことがえらく不思議に思えるときがある。
食べるってことが機械で言う燃料補給とはイコールにならないのは、食べたものが組織や分泌物に変化しているってとこ。
日々ってことじゃなくて今現在も体は新陳代謝を繰り返し、古い組織は老廃物として体外に破棄されている。
じゃ、生まれて此の方どれくらいの組織が生まれた時のまんまなのだろうか?
誕生してから摂取した栄養分で成長してきたわけだけど、よく考えてみると、生まれた時の自分と死んで行く自分は物理的にはほとんどイコールじゃないってことじゃないか。
もっと言えば、過去に母親の胎内で小さな体細胞だった私は、母親が摂取した食物の一部を使って細胞分裂を繰り返し体外に放出された産物であるわけで。
母親の摂取したものは当然自然界にできた農作物や、家畜なわけで。
家畜も牧草をたべ食肉になったわけで、その牧草や農作物は、水や光や有機化合物を摂取して育つわけだし。有機化合物の一部は、生物が体外に放出した排泄物だったりするわけだし。このことを一般的には「食物連鎖」というわけだけど…。
ん?排泄物?うんこ?
そう「うんこ」を笑うべからず。
少なくとも私の体の一部は元「うんこ」だったはずだ。
いつどこのどなたの「うんこ」か分からぬが、確実に私の体の一部は元うんこ、元ウンなわけだ。
結局のところすべての有機体、生物が物理的に存在しているのは、この星内に存在している物質をリサイクルして成り立ってるわけだか言ってみれば、私を含めてすべての生命体は、概念的に地球に生えている状態と同じじゃないんだろうか?
なんだか食べるってステキ。
食べてる事ってだけでなんだか周りの人にも優しくできるって感じ?(うそ)
ま、ぐだぐだ言わずに腹も減ったのでポテチでも食べようじゃないか。
※うんこ
〔幼児語。いきむ声「うん」に接尾語「こ」が付いた語〕
名:スル

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