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日別アーカイブ: 2007年8月21日
緊急事態!
な場所になぜかいる私。
先日も本屋さんで座り込んで立ち読みしてましたら、
「ゴーン」
ボーリングの玉を落としたような鈍い音。
そしてオッサンの
「ひ、ひゃあ~あ~」
という、まれに聞く野太い悲鳴。
向かいの本棚を覗くと若い女性がおかしな体制で倒れていた。
こういう状態のとき不思議と周りの人は距離を置くか逃げていく。
倒れている人を見ても逃げていくのよね~。
そしてすかさず私は、
「大丈夫ですか?お嬢さん。お怪我は?」
と優しく抱きかかえ熱いキッスを。
なわけではなく、
「救急車!救急車!」と叫ぶわけです。
痙攣(けいれん)が始まっていたので、とりあえず舌を噛まないように口をチェック。
頭部を強打したようなので、無理には動かさず靴を脱がせ、服は脱がさない。
脈が薄いのでおそらく貧血で倒れたのか。であれば、足を少し高くする必要があると判断。
「お、なかなかベッピンさんだ」
と私情も挟まず、意識確認をする。
意識が無くならない様に話しかけ続ける。
「私は王子、住所と名前、あと、電話番号とメールアドレスと3サイズを教えてください。」
と言うことは考えもせず、ひたすら話をしながら安否を願う。
てな感じで応急処置。
で、救急車でさようなら。
我ながらいい処置だった。と勝手に思っている。
にしても、こういうパターンによく出くわす。
過去には、
・授業中、テンカン発作を起こした隣の席のヤツの応急処置。
(ヤンキーの岡田君も参加。なぜか平手打ちを食らわせていた。)
・道端で自転車の下敷きになって動かないおばあさんを救出。
(あとで泥酔状態と判明)
・駅の階段で転倒した末期の糖尿病とおぼしき老人を介助。
(その日に亡くなられた。)
・近所の中学生が部活中過呼吸で意識低下。ペーパーバックで復帰。
(すがすがしく去って行った。)
・早朝2台の衝突事故現場の第一発見者となり、意識不明の若者と、ハンドルが腹部に刺さったおじさんを血だらけで応急処置。
(残念ながら若者は他界。)
・友達の車の事故を目撃、病院搬送2回+事故処理対応。
(死んだかと思ったが無事)
・渓流でボートで流されていた主婦をパンツのまま救助。
(ジュースをもらった。)
・脱輪車のテゴ2回。
(高級葡萄と靴下セットをいただきました。)
・スノーボード事故対応4,5回。
(逆切れされた事もあり。)
過去に人工呼吸をするべきかどうかで迷ったすえ、しなかったこともあり、
今後の対応に加味しようかと。
皆さんも気をつけてください。
近くに私がいたら、人工呼吸されますよ。