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月別アーカイブ: 1月 2008
死ぬかと思った。その3
死ぬかと思ったことをちびちびと
当時9歳
その年のクリスマスプレゼントはスキー道具一式。
父親が大のスキー好きだったらしく、半ば強制的に家族全員でスキーに生かされる羽目に。
日ごろから、自動車の運転に過度の自身を持つ父は、雨が降ろうと、雪が降ろうと関係なく、ノッキングを連発しながらシフトレバーを遅めに入れるのが癖のようだった。
まだ、高速道路などの整備も行き届いてはなく、いくつもの峠がスキー場までの道のりの障害になる時代。
その中でも、もっとも事故の多い危険な峠に差し掛かっていた。(事故が多い事は、大人になってから聞いたの。。。)
予想通り、自信過剰でのんきな父は、チェーンもつけずに果敢にも下りに差し掛かっていた。
後部座席に座っているものは、明らかに横方向にかかるGの不穏な感覚に恐れ多いていた。
「チェーンをつけたほうが….。」
と、恐怖の中、子供ながらに恐る恐る、父に提言した。
厳格な父は、子供に指摘されたことで、更に意地を見せつけようと躍起になっているように見えた。
と、そのとき。
西部警察のワンシーン、パトカーの車内から車体がスピンする様子を撮ったような光景が目の前に広がった。
「うわー、落ちるー、うわートラック来た!!」
窓からは峠のガードレールが迫ってくる様子、そしてその下に広がる崖がふとみえた。
死んだ…。家族全員がそう思ったとき、車は急停車した。
しばらくの沈黙の中、父が一言。
「スパイクタイヤつけてるからよく止まるわ。」
家族は絶句した。
とりあえず死んでない。
その4へ続く
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死ぬかと思った。その2
死ぬかと思ったことをちびちびと
当時8歳
父親と自前のボートで釣り。
二人乗りの小さなエンジン付きのボートを車で牽引し釣りに出かけることに、何か優越感を抱いていただろうわが父。
子供心に「ちーせー船だな」とも思っていたが、その当時、主に黒鯛(方言でチヌ)をつることに情熱を傾けていた父は少しかっこよく見えた。
元は海洋学者を目指してしたが戦争のお陰で夢を捨て、教育者となった父の意地でもあったのかもしれないこの船で、悲劇は起こった。
普通は親一人息子一人のツーマンセルで船釣りに出かけていたが、その日は少し違っていた。
妹達のクレームもあり、この日は家族全員で釣りに出かけた。
波止場で糸をたらすとてっきり思っていたところ、父はどうやら無人島に家族で渡り、釣りを楽しもうと言う算段であったようで・・・。
家族が止めるのも振り切り二人乗りのボートに家族5人。
海原にで出ると今にも水が浸水しそうなぐらいに船は沈みこみ、明らかに浮力が足りない状態で航行を続けた。
それほど遠くない位置に大きなタンカーが見えた。
タンカーにぶつかる心配はないが、その大きな船体から作り出される大きな波が次第に浮力不足の小さな船へ小波をぶつけ始めた。その小波は次第に大きくなり、ついには船のふち辺りに水しぶきを上げ始めた。
今で言うところのビックサンダーマウンテン後半部分のような状態である。
あっという間にその大波は船の中にまで進入し次第に船底に海水がたまる。
じわじわと腰の辺りに水が入ってくる状態は、子供ながらに死を覚える感覚。
「ばけつだ!バケツでくみ出せ!」というまもなく船はどんどん沈んでいく。挙句の果てに転覆。
海底に沈み消えていく釣り道具達を見ながら、泳ぐ準備をした。
幸い、母親以外は、県大会出場経験のスイマー。
カエル泳ぎをしながら陸を目指すが、母の姿がない。
周りをよく見渡すとマンガで見たように、ぶくぶくと沈んでいく母親が見えた。
父が潜水が得意なのは知っていたが、あれほど上手いとは。意外と冷静に傍観している自分もなんだか不思議な感じがした。
とりあえず近くを通った漁船に助けられ全員一命を取り留めたが、「明らかに定員オーバー」だよ。
と漁師さんに怒られている父を見ていると、大人も完璧ではないなと。
とりあえず死なない。
その3へ続く
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死ぬかと思った。その1
前回、人を助けた話を書いて、かなりの反響いただいたので、今回は自分に起こった漫画のようなお話をちびちび書こうかと。
当時4歳。
停留所で、母親とバスを待つ。
車の少ない田舎道。
突然空が見えた。
そして悲鳴が聞こえたと思ったら、暗いトンネルに入った感覚。
何が起こったのか、大勢の大人の声があわただしく聞こえる。
「ダイジョブか!」
腕をつかまえ引きずり出されたのは、車の下。
その場にいた大人たちは全員死んだと確信したらしい。
状況が見えないまま病院へ。
で、幸い異常なし。かすり傷もない。
結局どうなって車の下に入り込んだのか?
衝突の時の怪我もないのが意味不明。
いまだわからずじまい。
とりあえず死んでない。
その2へ続く
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警察官に笑われた話。
始まりは2007年春。
まだ肌寒い朝。
私はキーレスエントリ付きの愛車の鍵をリモコンであけた。
いつもどおり運転席側のドアノブに手を掛けドアを開ける。
あれ?開けたはずなのにしまっている。
リモコンのボタンは一度押すと開錠、再度押すと施錠するタイプ。
とりあえずもう一度ボタンを押しあけ、運転席に腰を沈めた。
イグニッションをまわしエンジンのかかったことを確認した。
あれ?音楽がない。
車内に設置したipodの電源が落ちているのか確認しようとダッシュボードの上に手を伸ばしたとき。
ipodがない。前日返してもらった一眼レフカメラの入ったカメラバックもない。
車内を調べ、あるはずの物がない違和感を全身で感じ、検察に通報した。
車上荒し。
被害はカメラ関係だけでざっと40万程度、望遠から広角までのレンズ4本、その他アクセサリ、三脚など。
なぜかカメラ本体だけは残されていた。
何の情けか、それとも足がつきやすいからか、カメラを始めてみた未開人なのか。
肩を落としつつ、悲痛な顔が戻らないかとも思った。
そんなことがあって半年後の12月。
ひょんなところから盗まれたものの足取りが垣間見えてきた。
知り合いから
「今日職場で警察の人から写真を見せられて覚えがないかと聞かれた。」
「去年の六月に結婚式の写真を撮ったのと、バス停の時刻表の写真を持ってきて知らないかと。」
「何の話?」と聞き返すと、車上荒しの犯人が捕まって押収物から被害者を探しているらしいと友人は聞かされたらしい。
私はその友人の職場に関係する写真を携帯電話でとった記憶があり、六月にも結婚式に出席した事も覚えがあった。でもね..。
一応警察署に連絡を入れると、「あ、ブラジル人窃盗集団のね」とすんなりと応じてくれるそぶりを見せた。
捜査担当者に電話が引き継がれ、内容を説明し始めた。
「何点か質問しますが、だイジョブですか?」という問いかけに対し、やましいことはないはずの私は動揺しつつ「はい」と返事をした。
「写真なんですが、どうやら結婚式の写真みたいです。去年の六月に結婚式に出席されましたか?」
素直に「はい」と返答をすると、電話口の警察官は半笑いで質問を続ける。
「その結婚式の二次会は盛り上がりましたか?」
??何の話だ?と思いつつ私は「はい、たぶん…。」と答えておいた。
電話口の向こうから笑いながら、「おそらくあなたで間違いのないようだ。また警察署にお越しください。」と言い残し電話は切れた。
なんのことか…?なぜ笑われたのか?なぜ間違いないと言い切れるのか?
後日警察署に出頭してそのなぞは解けた。
「ブラジル人とペルー人の窃盗グループのアジトに家宅捜査したときの押収物なのかにですね」から始まる話でなんとなく実状がつかめた。
とりあえずカメラバックに入っていたと思われるメモリーカードだけを押収したらしいが、その他のものはいまだ所在がつかめてないと。
とりあえずメモリーカードに入っていた内容を見せてもらい、ある程度予想はしていたが、予想通りのないように絶句した。
私が証言したような文体で書かれてる警察官が作成した証書に捺印をすればメモリカードは返却するといわれたが、その前に捺印前に全文を一度読みます。っといった警察官は既に半笑で読み上げ始めた。
その一文がこれ↓
「このメモリーカードが私の物と断言する理由は、昨年六月に私が結婚式に出席した際、余興に出てきた、半裸に女性物の下着をかぶった男性に大変興味がわき携帯電話で写真を撮ったことをよく覚えています。その写真は別紙を参照。よってこのメモリーカードは私の所有物であったことを主張します。」
「間違いないですね。」といわれても「はい」としか言いようがない。否定する気もうせるその写真は下記参照。
もうブラジル人もペルー人も中国人も韓国人も信用なんてしないぜ。
それよりレンズ返せ!その上恥まで晒させられて、散々な去年の思い出である。
以上
別紙参照の写真 (注意:私自身ではないのであしからず)

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読んどいて損のないお金な話。その参
後天性の持病を持っている私。
そのおかげで、生命保険に入り損ねた私。
でもね、なんでか保険屋のオバチャンが寄ってくると、病院通いの事故や事件が起こる私。
生命保険なんかクソ食らえ!と思っていたら、面白い記事が。
「生命保険は悲惨なギャンブル――ヤクザのばくち場は、一番公平!?」
その中の一文
「貯蓄好きな普通の日本人が最も金持ちになる瞬間は、実は死ぬ時である。」
また、
「宝くじの胴元が抜くテラ銭は売り上げの52%。つまり100円の宝くじ1枚の価値は、買った瞬間にはすでに48円まで落ちてしまっているのだ。これは、今の世の中で最も損な賭けである。」
だと。
テラ銭とはギャンブル等において主催者に支払う参加料です。
宝くじのテラ銭は52%
競馬(農林水産省管轄)のテラ銭は25%
パチンコ(警察庁管轄)は約20%
ヤクザのばくち場のテラ銭は5%程度
かわなきゃ当たんない宝くじ。
でも一番の儲けは旧興銀、今のみずほ銀行。
やっぱ貯蓄が一番安パイかなこりゃ。
パチンコ業界も低迷してきて、合法カジノが実現すれば、
北朝鮮の送金も、少しは減るんじゃないかなと。
それにしても、不透明きまわりないパチンコ業界。
そのうち警察庁も巻き込んだ大波乱かも。
夢をお金で買うのはやめましょう。
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読んどいて損のないお金な話。その弐
結構色んな相談を受けますが、
大体多いのが、精神的な話と、マルチ商法と借金の返済。
で、最近相談にのって良かったのが、サラ金がらみの話。
もう返済ができない!と言われても「びた一文を貸しません。」を通してきた私。
まてよそういえば、テレビや雑誌でやってた「グレーゾーン金利と過払い問題」。
ネットでちょこっと調べてみた。
サラ金の金利は15%~29.2%の年利計算と言われていますが、
はっきりしない、これがグレーゾーン金利です。
上限29.2%は出資法の定める最高金利。
下限15%は利息制限法の定める金利。
闇金などで29,2%以上の金利をとられている場合は、違法金利ですので契約不履行となり法的には全額返す必要がありません。
が、サラ金のグレーゾーン金利、サラ金と書きましたが、一般の銀行カードやクレジットキャッシングでも出資法の定める範囲がギリギリ法的内となります。
今回取った方法は、借金を減らす、もしくはなくす事を目的に、「過払い請求」をしてみました。
現状、24.3%(年利)で取られていたようなので、法定金利に直してみます。
法定金利とは、利息制限法で示されている金利(10万以下年20%、10万以上年18%、50万以上15%)です。
最高裁が2006年1月、みなし弁済として判断を出したことにより、これ以上の金利は違法な金利であると、判断したため貸して側は返還に応じなければならない状況になりました。
それを、するために司法書士の方に頼み、書類を先方に送ってもらいました。
2週間後、素直に過去十年前までの取引した明細を受け取り、過払い金を算出。130万円程度の過払い金の返還の示談までもっていけました。
やれやれ。
一応書いておきますが、返済期日より10年が時効となるようです。
今まさに苦しんでる人、過去に苦しんだ人、10年以内ならお金帰ってきますよ~。
ただし、相手によっては調停に持ってくる可能性もありますが、自分で行ってもほぼ勝てるようだと、司法書士の方も言っておりました。
にしても、非常に腹立たしいのは、「過払い」説明は貸して側から当然一切なし。
また、知らない人には法定金利以上で未だに貸付を行っている業者。
腐ってます。
なんでそんな事になるのかは、利息制限法に罰則規定がないからだそうです。
罰則規定がないので、わかんないヤツからはそのまま、利息いただきまっせ~。
あと言ってこないと過去のお金もかえしませんで~。
とは…。
腹立たしい。
でもね、業者が過払い請求を拒むと金融庁から営業停止の通達を受けるので、
請求してきた人にはスムージーな対応をしてくれます。(業務停止になった業者のニュース)
スムージーじゃなかったら、慰謝料も請求できます。
あ、あと、ブラックリストとか気にする人がいますが、銀行系、クレジット系、サラ金系など,
リストは存在するけれど「過払い請求」についてはほとんど残らない上に、それぞれのリストに連携関係はあまりないとの事。
困った人に出会ったら、教えてあげてね。
しって徳はしないけど、損しないお話でした。
以上。
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読んどいて損のないお金な話。その壱
あけましておめでとうございます。2008
今年は年賀状も書いておりませんが、各自適当にひげ侍を宜しくお願いします。
と言う始まりで、いきなりちょっぴりダークなお話です。
もう3年ほど前ほどになりましたが、新車を購入、その一年過ぎずに大事故を起こしてしまいまして。
とりあえず同乗者にも怪我はなく車だけがぼろぼろとなってしましました。
で、その事故の内容は、片側三車線の道路の中央分離帯で左折待ちをしていたところ、側面からノーブレーキの車に突っ込まれた次第で。
こちらは停止中、しかも相手は飲酒運転。保険適用のこともあり相手が飲酒であることは事故処理の警察にはアピールしてなかったのです。
で、当然加害者側の保険屋は全額修理費は払いますだと。
ろくすぽ誤りもこない加害者、手続きの電話に愛想のない返事。
もうーーーーーぶちぎれた!!!
買ってまだ一年も過ぎていない車。
修理歴が残ることもありその分部を損失補てんをしてもらうことに決定!
偶然、保険屋の事務のオバチャンに「弁護士費用特約っての2000円/年だから入っとき」と言われたのを思い出した。
よっしゃ!早速ネット調べてみる。
「評価損?」
どうやら、事故により車の価値が下がった分の差額を請求できるらしい。
早速、公共機関の査定所に依頼。「約20万程度の評価損が発生します」だと。
裁判に備えて、色々調べる。
ふむふむ、評価損請求に関する判例のほとんどは勝訴の判断。
おいこら、相手の保険屋(明○生命系)ちょっと来い。
呼び出してお話。
相手も商売、さすがに手馴れたもの、そんなことしても勝てませんよと、そんな話は聞いたことがないと、判例のコピーを持参し脅しにかかる。
なにくそ、こちらもちゃんと用意してますよ。と書類を見せると、
「裁判ですな。これは。」
ばかめ!勝てない勝負はしない方が得策なのにと、余裕で弁護士に依頼。
書類も、すべてそろい後は簡易裁判。
と思ったら、逆に訴えられちゃった。
なんとも往生際が悪い。示談に持ち込みたいそうな。
結果的に裁判費用と、請求額、慰謝料と、支払延滞金までゲット。
ついでに判例まで作っていただいて、保険屋さんすいません…。
ま、足の出そうな裁判費用はこちらの保険から払ってもらえるので、書類をちょこっと書いて、
数十万をゲット。ナイスアドバイス保険屋の事務のおばちゃん!、結局使ってないけど。
法的には請求する権利は十分あります。
泣き寝入りせず、脅しにくしなければ誰でもできますよ。
ただ、裁判費用特約に入っていれば、直のことよし。
と言うことをお伝えしときます。
あ、もめると一年ぐらいかかりますんで、気長に。