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日別アーカイブ: 2010年12月4日
眠れなくなる話 その1
中学生の放課後、友人たちと「世界とは?」をテーマに長々と話した記憶が未だに蘇ってくる。
ここで言う「世界」とはマクロからミクロのものまで物理社会及び精神社会を指す。
ある友人は、この世界は俺のものだ。俺が見て感じている世界以外はすべて虚無だという。
すなわち話している他の友人、無論私自身も彼の中に存在し、彼が死亡した瞬間に世界すべてが崩壊し虚無へ帰るという。
私は、その意見に同調できなかった。じゃあ、私の見て感じている世界はなんなのか?と彼に問い詰めた。
彼は、お前は俺が創りだしたパーツに過ぎない。俺が望まないとしたらお前は消えると。
その時は大げんかになりそのまま家路についたわけだが、よく考えてみれば、その感覚は新しいと感じていた。
中二病といえばそのままだが、自己顕示欲の強い少年時代が抱きそうな妄想というわけでもない。
私も大人になり色々と知恵をつけてきた。そこで目に止まったのが「量子力学」。
量子力学とは、ミクロの世界の話。ミクロの世界では、原子。その原子は陽子や中性子、電子などで構成されはクーロン力と言われる力に支配されている。(それだけじゃないですが…。)
さらに陽子や電子は何で出来ているか?という問には、クオークと呼ばれるもので構成されているらしい。
もうすでに目では確認できない世界だが、その世界を観測するためにはある問題が発生してくる。
観測するために、光や電波、放射線などを使った場合、対象物自体に変化を起こしてしまい、正確な観測ができない。
観測なので、確率的な観測を行うのだが、それがかつて友人が言っていたこととシンクロするとは思っていなかった。
量子力学では、観測者が観測すると変化してしまう物質は観測できない。
観測できないその物体は存在しない。と結論づけた。あくまであることまでは分かっているのだけど見てしまうと違うものになってしまう。
観測者が観測することによってその物質は存在し、観測されるまでその物質は存在しないでも観測できないので存在しないと。
何が言いたいかというと、観測者(自分以外)の存在があるから自分は存在しているのか?
自分自身が観測者(自分)であって周りの人達やモノを観察しているからそれらは存在しているのか?
はたして私は観測しているのか?観測されているのか?もしくはお互い観測しあっているのか?
妄想に囚われるといえば、自分が望まないことは起きないと感じている。
私の周りでは漫画のような映画のような事件がよく起こるが実は私自身が望んで見ている、もしくは関わっている事例なんじゃないのかと。
普通の人生を望めば、もしかしたら退屈な日常が続くのかもしれないが、私はあえてその望みは今のところ考えていない。
で何が寝れなくなるのかって?
それを考えてたら眠れない夜が1日ぐらいはあるかもしれません。