この間久々に警察に捕まった。
思い返せばよくつかまり、よく事故ったものだ。
その発端は原付免許を取った十数年前までさかのぼる。
■ episode 3
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早朝につかまってから数ヵ月後。
少し落ち込むこともあったけど、私は元気です!見たいな感じに。
その日私はごくごく近所に住む友人宅へ遊びに行こうとしていた。
手みあげにドーナッツを購入し、これまたスクーターにまたがり踏み切りのちょっと盛り上がった所も時速60Kmでジャンプしながらすり抜けた瞬間!踏み切り手前でへんなカラーリングの車が横目に飛び込んできた。
またあの音だ。
ウ~ゥ~!!
「そこのバイク止まりなさい。」
うげ!やばい!今日はノーヘルで、踏み切り不停止で、速度違反。完全に牢獄に入れられる!
そう感じた私は、とっさに右折し路地に逃走することに決めた。
右折した先の民家の軒先にとっさに隠れる。
後ろ手にパトカーが通り過ぎていくのが分かる。
冷や汗がドット出てくる。胸の高鳴りをはっきりと感じる。
さあ、これからどうする?
このまま大きな路地に戻ればおそらくパトカーに出くわす可能性はきわめて高い。
人間の感覚的に、まさか追ってた人間が後ろからやってくるとは、よもや思うまい!
これだ!
私は、無い頭を使ってこの危機的状態を回避すべく、今後起こりうるすべての事例パターンを即座に脳内でシミュレートした。
その結果、路地沿いにパトカーの進行した後ろをついていき本道に戻る。そこから友人宅はすぐだ。
よし。計画はばっちり!でわ出発。
と思い左折した瞬間!パトカーが停車している。
やばい!俺を探してる!いや、今度はフルフェイスのヘルメットかぶっているから大丈夫だ。と思いつつパトカーの横をすり抜けた。
あまりにも気が動転していて更に左折する場所をそのまま直進してしまった。
知らない道だがどうにか…。って。
あ!田んぼだ。行き止まりじゃないか!
唖然としていた。ここでUターンをかませば警官に見つかってしまう。
どうしよう、どうしよう、あ!友人宅はすぐそば。
原付置いてドーナッツを持った変な若者は田んぼのなか歩いていた。
しばらく足を踏み出すとどこから何かを叫んでる声がする。
ふと振り向くとそこには制服姿の男が。
「そこの君~、なにやってんの?」
何も無かったように、でも明らかに不審な動きの若者
「あ、ちょっと友達の家へ」
「さっき原付乗ってなかった?」
「いいえ」っと言った瞬間、その制服姿の男の横には原付が。
「これ君の?」原付を指差しながらその制服は叫んだ。
私は小さくうなずき制服姿の男に手招きされながら、田んぼ道を戻っていくのであった。
違反点の重複は原則なし
踏み切り 不停止
違反点 2 免停まで後2点。
つづく?
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