I am 8bit

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I am 8bit
ロサンゼルスの『ギャラリー1988』で「I am 8bit」という展覧会をやってるらしい。
8bitってなんぞや?
コンピュータの心臓部、CPUの演算バス。簡単に言うと処理能力。
今のパソコン、ゲーム機の主流が32bit 〜128bit。
バスサイズが大きければ、大きな情報をいっぺんに計算できる。早さとは別。
トータル的には処理速度に関わってくる。
主にファミコンやマイコン時代のCPUバスサイズの主流が8bitだった。
構造も簡単で理解しやすかった。
にしてもこれだけ3D技術やCG技術が発展しているのになぜ未だに8Bitに魅力を感じるんだろう?
いまでこそ3Dのリアルな映像の中でゲームができるが、
画像描画処理がひ弱だった昔のゲーム機などはスプライトと呼ばれる機能を使い、
16×16のマトリックスの中にドットと呼ばれる点で色数も16色使えれば御の字な時代、
色々な物を試行錯誤の上表現していた。
デフォルメの荒いキャラクタたちは愛らしく親しみやすい物だった。
不完全な容姿の主人公をもろいと感じた。
そしてなんだかわくわくしていた。
操作しているキャラクターの定義が不鮮明な分、頭の中で補完して遊んでいた気がする。
戦闘機に乗ったこのないのに「うい〜ん」といいながらコントロールする快感。
初めて体験する状況を想像しながら没頭する快感。
そのあたりに共感できる何かがある。
最近の高度なゲームには表現できない魅力がそこにあるのかもしれない。

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