アブラゼミの声よりも増してきたヒグラシの羽音。
勢いを落としはじめた刺さるような日差し。
根拠のない浮かれた様子も気温とともに冷静さを取り戻していく。
冷房のない我が家ではやっと快適な生活を取り戻しつつあった。
そんな中、人生の半分の時間を共に過ごした小さな小さな彼女は、僕と母親の顔を力ない瞳で見つめ、キーンと響く遠吠えとたくさんの思い出を残し、台風が去った後の優しい風にのって旅立った…。
栗の木の下の墓標の前で「ありがとう」とつぶやくと、なぜだか肩の力がスーッと抜けていくのを感じた。
いい年こいて何言ってるんだと思われても仕方がないが…、
正直、凹み中。。。
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