勧誘によわい。
大抵の場合、キアヌ・リーブル張りに体をよじって交わす事もできるのだけれども、特定の場合によけきれず長い時間術中にはまっている場合が多い。
外人のにーちゃん。特に北欧系、もしくは人がよさげな黒人系。
何で街中でこんな人に声をかけられなきゃわからんが、なぜか呼び止められる。
立ち止まると、たどたどしい日本語で、愛についての説教をベラベラ聞かさせられ、最後には本を買えと迫ってくる手口はわかっているのに、なぜかそこでフリーズしてうなずいてる己がいる。
一言「いいです」と言えばよさそではあるが、たどだどしい外人には「いいです」が「GOOD」の意味にとられそうで、しかたなく本を出すタイミングまで待ってみている。
最後に「NO THANKS」といって走って逃げるわけでもなく、あたふたして相手をあきらめ顔で去っていくのを見届けるのがパターンである。
電話+若いおねーさん。+ちょっとハスキー声。
明らかに「おかしい!」知らない女性からのでんわ。
あまりにもかわいらしい声で親しげに話してくる女性からだと「結構です」ときっぱり断れるのだが、耳につくなんだか電話慣れしてねーな的な人の話は思わず聞きいってしまう。
顔が見えない分、色々創造をしながら受話器を持っていると、さながら懐かしのテレクラ気分である。
(テレクラ未経験)
自宅+若いおねーさん。
自宅に若い女性が尋ねてくるなど到底考えつかない意外なシチュエーションにまずはどっきり。
「ど、どのようなご用件で、で」とテンパリ気味に聞くと「あ、回覧板です。」と言うパターンも過去にはあったが、今回はアフリカのまずしい子供たちの話を延々と聞くこととなった。
いまどき珍しい三つ編みを二つぶら下げてアフリカの過酷な現状について熱く語る若いおねーさんは最後に、
「このコーヒー豆を買っていただけると子供が三人学校に行けるんです。」
と言いながら「LOVE AFRICA」とステッカーの貼ってある箱入り3ピースワンパックの粗引きコーヒーを勧めてきた。
献金にはなんの抵抗もないのだけれども、今時三つ編みで訪問募金活動っとすごく怪しく思っていたが断る理由も思い浮かばず献金。
と思うといきなりパックをばらし、こぶし大のワンピースを私に手渡すと彼女は帰っていった。
ま、いいことしたとおもえばいいか。
っと思っていたが、あざとくコーヒー豆を見つけた母親が一言。
「あんただまされたわね。」
だと。
いやいや、彼女は来月からアフリカに旅立つらしい。
私の去り際の「頑張ってね。」はきっと彼女の心の奥に響いていることだろう。と思いたい…。いや、きっと…。
今回わかったことは、
「若いおねーさん+アフリカに一番弱い」
と言うことである。LOVE AFRICA。
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