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久々のテレビゲーム

ワンダと巨像
久しぶりに「やってみたい!」ゲームと遭遇。
独特の世界観で一斉を風靡したという「ICO」の製作スタッフの作品らしいのですが、「ICO」はやってません。
「ICO」という小説もあった気はするが…。
めったにゲームをしない私を捉えた何かは、その虚しさ。
のしのしあるく巨像を自分の欲望のために倒していく非情に思える主人公はよく動き、倒された巨像は何かを頭の上から吹き出しながら虚しく倒れこんでいく。
CMキャッチに踊らされているのかと思ったが、なかなかなにがよくできてる。
シンプルなゲーム構成で、マニュアルにはキーコンフィグ程度の説明書きのみ。
最近のゲームもなんだかいいな。
と一人でウヒャウヒャ言いながらコントローラを右左に振ってる自分が一番虚しいと気づく…。
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久々更新。ひげ近況
このエントリーは、ありがたいことに多方面の方々より「おまえ生きているか?」とのご指摘をうけ、「これではいかん!」っと久々に更新を決意したひげのおっさんの近況報告である。
最近なんだかちょっと忙しい日々。
便秘と下痢を続けながらとりあえず暮れていく年月を数える日々。
ふとトイレでいつものごとく排便を行なっていると、ティッシュについた小さな赤い二つの斑点を見つける。
便秘と下痢と赤い点。
頭の中に色々な思いがめぐる。
正直、つらく険しい道だったが、なかなか面白い人生だった。
色々な人たちと知り合い、色々な思いを聞き、色々な生き方を感じてきた。
遣り残したことは多いけれど、今が一番!と自分を言い聞かせてきた。
家族をはじめ支えてもらっていた方々ご迷惑をかけてしまった方々に何も残していくものはなかったけれど、そのご恩を残された時間のなかで、どこまで何かを返してゆけるだろう。
そんな思いがめぐった。
母親のガン宣告を受けたとき、正直恐怖や悲しみはほとんど感じなかった。
いつかはそういうときが来ると心のどこかでいつも思っていたからなのだろうか。
過去に入院したとき、同じ病室で過ごし、実の息子のように接してくれた初老の男性がいた。
二度目の再会、やせ細り息絶え絶えしい彼はガンと言う自分の運命を受け入れたように目だけは生き生きしていた。
そんな思い出がめぐった。
早かろうが遅かろうがいつかは己がこの世をさる時がくる。そんなことをいつも考えて生きてきた。
そんな冷静な自分がなんだか寂しく思えた…。
っと、なんだかしんみり一晩考え、次の朝。
なんだか黄門様あたりがひどく痛む。
まあ、なんだかこんだかそんな日々。
一応今のところALIVEしております。
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慣性の法則
僕たちみんは動いてる。
動いてないように動いてる。
時速1,674Kmのスピードでぐるぐる回りながら
時速10万7,280kmのスピードでお日様のまわりをぐるぐるしてる。
ついでに秒速何百kmのスピードで世界の中心から離れてる。
さっきいた場所と今いる場所。
昨日いた場所と今日いる場所。
去年いた場所と今年いる場所。
生まれた場所と死んでく場所。
同じなようで同じでない。
山も、川も、空も、木も、ビルも、家も、人も、動物も、星たちも。
みんな一緒に動いてる。
止まってるように動き、続けてる。
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疲れがとれねー

SINCITY
シンシティー。
なんだかパッとみのコミック調でモノクロな映像加工が面白そうだったので仕事の合間に気晴らしに映画館へ。
伝説猫パンチ、ミッキー・ロークも久々にでてるみたいだし…っておい!5分で先が見えたぜ!「あんた背中がすすけてるぜ」的な。
テンポの悪いシーン展開、薄い脚本、エグイ乱殺シーン、話が薄いのに終わりが見えない…。まったく手をつけてなかった夏休みの宿題を8月末にやってるぐらい先が見えない。
で何とか2時間。
よく調べると、惨殺シーン監督はタランティーノお前かよ。でこのテンポの悪さとカット割の悪さはロボコップ!お前だな…。
気晴らしが思わぬ罰ゲームに思えた時間でした。
キルビルがツボなかたはぜひ!
ま、パルプフィクションどまりの俺にはついていけまへん。ぷう~。
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本格雪合戦

SnowBall Warfare
難易度高め。
操作するキャラクタを選択してとりあえず投げてくる玉をかわして相手が雪だまを作ってる間にやっつけろ!
進むにつれて味方も武器もいっぱい。
ちょっと熱くなりたい方はどうぞ。
あ、落とし穴には注意。
今年はなんだか大雪の期待大。
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LOVE AFRICA
勧誘によわい。
大抵の場合、キアヌ・リーブル張りに体をよじって交わす事もできるのだけれども、特定の場合によけきれず長い時間術中にはまっている場合が多い。
外人のにーちゃん。特に北欧系、もしくは人がよさげな黒人系。
何で街中でこんな人に声をかけられなきゃわからんが、なぜか呼び止められる。
立ち止まると、たどたどしい日本語で、愛についての説教をベラベラ聞かさせられ、最後には本を買えと迫ってくる手口はわかっているのに、なぜかそこでフリーズしてうなずいてる己がいる。
一言「いいです」と言えばよさそではあるが、たどだどしい外人には「いいです」が「GOOD」の意味にとられそうで、しかたなく本を出すタイミングまで待ってみている。
最後に「NO THANKS」といって走って逃げるわけでもなく、あたふたして相手をあきらめ顔で去っていくのを見届けるのがパターンである。
電話+若いおねーさん。+ちょっとハスキー声。
明らかに「おかしい!」知らない女性からのでんわ。
あまりにもかわいらしい声で親しげに話してくる女性からだと「結構です」ときっぱり断れるのだが、耳につくなんだか電話慣れしてねーな的な人の話は思わず聞きいってしまう。
顔が見えない分、色々創造をしながら受話器を持っていると、さながら懐かしのテレクラ気分である。
(テレクラ未経験)
自宅+若いおねーさん。
自宅に若い女性が尋ねてくるなど到底考えつかない意外なシチュエーションにまずはどっきり。
「ど、どのようなご用件で、で」とテンパリ気味に聞くと「あ、回覧板です。」と言うパターンも過去にはあったが、今回はアフリカのまずしい子供たちの話を延々と聞くこととなった。
いまどき珍しい三つ編みを二つぶら下げてアフリカの過酷な現状について熱く語る若いおねーさんは最後に、
「このコーヒー豆を買っていただけると子供が三人学校に行けるんです。」
と言いながら「LOVE AFRICA」とステッカーの貼ってある箱入り3ピースワンパックの粗引きコーヒーを勧めてきた。
献金にはなんの抵抗もないのだけれども、今時三つ編みで訪問募金活動っとすごく怪しく思っていたが断る理由も思い浮かばず献金。
と思うといきなりパックをばらし、こぶし大のワンピースを私に手渡すと彼女は帰っていった。
ま、いいことしたとおもえばいいか。
っと思っていたが、あざとくコーヒー豆を見つけた母親が一言。
「あんただまされたわね。」
だと。
いやいや、彼女は来月からアフリカに旅立つらしい。
私の去り際の「頑張ってね。」はきっと彼女の心の奥に響いていることだろう。と思いたい…。いや、きっと…。
今回わかったことは、
「若いおねーさん+アフリカに一番弱い」
と言うことである。LOVE AFRICA。
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ギャランドゥって
なんだかすごく気になって…。
でいつものごとく調べてみた。
Q:ギャランドゥっとは?
A:作詞・作曲:もんたよしのり 歌:西城秀樹の70年代往年の大ヒット曲。
「ギャランドゥ」に関しては、もんたよしのり氏の造語だそうです。
Q:英語のように聞こえるけどスペルは?
A:「GAL ON DO」 、「GAL&DO」(秀樹談)、「GET ON DO」と諸説あるそうで。
にしても英訳するとさらにわけわからん。
「DO」ってのがさらにわからないかんじで…。
「GAL ON DO」、「GAL&DO」に関してはヒワイなイメージがあった。と、私的に考えておこう。
Q:そもそも意味は?
A:諸説あるが「これ以上にない最高の女」の意味。
西条秀樹曰く「働いている情熱的な理想的な女性」(本人かどうかは不明)。
そのほかにへそから陰部にかけての濃い体毛をギャランドゥとよぶ。
発祥は西城秀樹氏の濃いへそ毛を誰かがそうなずけたそうです。
(なずけ親はユーミンもしくはタモリ?)
にしても「これ以上にない最高の女」の意味が転じて、
へそ毛の愛称?化しているのを「某もんた氏」はどう考えているのだろう?
「くやしいけれど、オマエに夢中。」
ちなみにぼくもかなり「ギャランドゥ」です。
ご観覧ご希望の方はメールでご連絡ください。
どしどしご応募お待ちしてます。
どうしてもシモ系に走るのは年のせいですか?
(ガックシ)
PS
かつてホンダ CR-VのCMで「ギャランドゥ」をカバーしてる外人さんがいた気がしますが、
どなたかご存じないでしょうか?
ついでに気になる。
参考↓

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MACHINIST

マシニスト
「すでに1年間365日眠っていない。」
のキャッチと力の入ったPR活動に負けました。
1年間不眠症に悩んでいた男の身に、次ぎつきと起こる不可解な現象。
男にちかずいてくるはげ男は誰なのか?
男はどうなってしまうのか?
「メメント」チックな画面構成になんだか最後まで食い入るように見てしまいますた。
主演のTREVOR CHISTIAN BALEは役作りのために病的に減量したそうで…。
改めて役者ってすげーな。
でも最近、
「ラストは誰にも行ってはならない」
的なサブキャッチが入っているのは正直2度見たいとは思わないんだけどね…。
でもなかなか世界観には乗り込めるかも?
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ある男の浮き沈み。3
海が見え始め、遠くの山々の連なりが見え始め、そのさらに奥には、うっすらと明るいグラデーションのかかった地平線が見え始めていた。
山々のところどころには白い部分があり雪残り、海には低いところに無数の小さな雲がかかり、時よりミニカーよりも小さなタンカーの姿が見えた。
いくつもの雲をつき抜け、どんどん加速していく、素っ裸のはずだが肌寒さは一切感じない。恐怖もいつの間にか、この不思議な状況をどうにか楽しもうとする心に打ち消されていくようだった。
足を組み腕を枕代わりにして浮かんでいく自分の滑稽さに笑っているのに気づいた。
大きな雲を抜けるとそこには大きな大きな月がまるで待ち構えていように堂々とした趣で鎮座していた。
足元には白い厚い雲。上には大きな満月。
月に呼ばれた。
その大きく煌々と光る月は何も語らない。
その雄大な姿は男をまるで見下すように強く照らし、あざ笑うかのように男の長い影を雲の上に作った。
「小さな君は、小さな世界で、小さな悩みを、小さな心に抱えて生きてたんだね。」
まるで耳元でそうささやかれたように感じた。
月は輝きを強め赤く血の色に変色していく。次の世界の入り口が開く儀式。
さっきまで足元にあった厚い白い雲は徐々に薄くなり始める。
そして不意に背中を何かがやさしく押しように思えた。
叫び声にならない悲鳴のような唸りの様な聞いたことのないような音を発しながら僕はどんどん地上に向かって落ちていく。
雲を抜け、風を切り、下半身の一物が取れてどこかに飛んでいってしまうんじゃないかと思えるほどのスピードで落下していく。
そのスピードのなか、今までの思い出が走馬灯によみがえってくる。
思い起こせば実はそんなに苦しいことばっかりじゃなかった。楽しかったり、悲しかったり、喜んだり、けんかしたり…。でも悩んだり苦しんだことも今となっては小さくくだらなく思えた。
そんな思いを巡らしながら男の目の前に白いもやがかかりだし、意識は次第に遠くなって行った。
そして激しい痛みが全身を襲い、体中の神経が一斉に脳へ激しい信号を送ってくる。
怒涛の痛みたちが自分の意識をかき消そうと必死に攻めて来た後、何も感じなくなり音も光も何もない苦しみも喜びも争いも嫉みも愛情も権力も名声もしがらみも責任も楽しみも何もない世界に飛び込んでいった…。
ホトトギスのさえずりとやわらかい日差しを全身に受け、男は目覚めた。
体がうまく動かない、視線を回りに向け今の自分のおかれている状態を理解しようとした。
真っ白な天井と壁に大きな窓、窓の外からやわらかい光が差し込んで、たぶん青空が広がっているんだろうと想像を膨らました。
ふと横を見ると一人の女性が開いたドアの前に立っているのが見えた。
その女性と目が合った後、彼女は少し驚いた様子を見せ、ドアの外へ駆け出していってしまった。
数分後。奇妙な白衣をきた初老の男が私を訪ねてきた。
「あなたは長い時間、眠り続けていたようです。
発見場所は不明ですが、外傷もなく脳にも異常は見当たらなかったそうです。
発見された時から意識はなく、ずっと眠り続けていたようです。」
そういうと笑みを浮かべ初老の男は去っていった。
呆然とした男は日が沈むことにも気づかずあのころから70年たった夜を迎えた。
ふと窓側のをのぞくと大きな赤い満月が見えた。
「やっと今のあなたをだれも知らない場所へくることができましたね。」
男は孤独を感じるよりも、悩んでいた自分を思い出し少し笑っっていた…。
おしまい
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ある男の浮き沈み。2
その些細な現状の疑問はしだいに確信に変わってきた。
「な、なにがおこててるんだ??」
と発したはずが、言葉にならない何かを叫んでいることだけははっきりとわかった。
天井と自分の頭との距離が少しずつ短くなってきている。
いや天井が迫ってきてるのではない、ゆっくりだが徐々に体が上昇しているのだ。
天井との隙間が縮まってく閉塞感と理由も状況も把握できない自分にパニックになっていた。
天井に当たる!目をつぶり肩に力を入れ「ここで終わってくれ!」と心の中で強く念じた。急に周りが暗くなり空気の強い流れを感じ、男はこわごわしく目を開けた。
男は真下に何かの建物の屋根の上に浮かんでいた。
よく見ると自分が住んでいる家、ちょうど風呂場あたりの上空にいることに気づいた。
いまだに状況が好転している兆しはなかった。
なぜ自分はこんなところにいるのか、何で浮いているのか、なんで自分は素っ裸のまま自分の自宅上空に浮かんでいるのか?
思えば思うほと頭が混乱してくる。
とりあえず素っ裸の股間に手をやり体を丸く丸めては見た。こんなときにも恥じらいを感じている自分に無性に腹が立った。
そしてやっと徐々に上昇する速度が上がってきていることにも気づいた。
自宅や隣人宅は徐々に小さくなり、家の窓からこぼれる光は何か小さなイルミネーションのように見えてきたとき、恐怖を感じ始めた。
「やばい!このまま何もしなければ!」
手の中がじっとりと濡れている。どうにか今おかれている状況を打破すべく心の中で色々な方法論をシミュレートしてみる。そして稚拙な発想だが今思いつく唯一の方法、恥ずかしさをこらえ、股間の手をはずし平泳ぎの真似ごとをしてみる。
「映画やマンガのように空を泳いでみればきっとかえれるはず!」
しかしながら素っ裸の男が中に浮いたままかえるの動きを模写しても状況はなんら変化しなかった。
一瞬冷静になり下の状況を確認してみると、近所の窓の光は町の光たちに溶け込み、町の光たちは、大きな都市の光にのまれ、ロマンチックな美しい夜景としてまとまり始めていた。
その情景は現状素っ裸で浮かび恐怖におののいていた男の心に少しだけ安心感を抱かせる説得力があった。
あの光一つ一つが人の営みであり、色々な思いや悩み、喜び、悲しみ、争いや、愛情や裏切り、色んな感情を内包している光。光の集まりはある意味たくさんの意識の集合体なんだなと思っい、その中から外れてしまっている自分が少しだけ切ないと感じた。
男の体はさらに上昇していく。
つづく…。